秋らしい日々が続いて、涼しくなってくると「体の不調」を感じるときはありませんか?
なんだか疲れやすい…朝起きるのが辛い…など季節の変わり目には様々な不調が出てきます。
日々疲れやすい人と感じる人もいれば、中にはいつも元気に仕事して趣味も楽しんでいる、なんて人もいますよね。
そんな疲れやすい人と疲れにくい人、一体何が違うのでしょうか。今回はわかさ生活らしく「目」に着目して「疲れ」について考えていきましょう。
疲れやすい人に共通していること
それではまず、「疲れやすい人」というのはどんな人なのか?という点です。実際「疲れ」の感じ方に関しては人それぞれ。
ちょっと階段を登っただけでも疲れた、と感じる人もいれば、フルマラソンを走っても次の日も元気、なんて人もいるのです。
そんな中で「疲れやすい」と感じている人にはいくつか共通点があります。
その中でも多いのは「荒れた食事」「十分でない睡眠時間」「運動不足」といった点でしょう。これらは改善が可能なので、疲れを感じやすい方はこのあたりから改善してもいいかもしれません。
知ってる?「疲れ」のサイン
疲れている、と自覚できれば良いのですが、意外と現代人は疲れに気づかないもの。疲れを溜め込んだままにしていると、「自律神経失調症」や「うつ病」にも繋がってくるので注意しましょう。次のようなポイントに心当たりがある場合は、自分の体調と向き合ってみてくださいね。
・朝起きにくい
・食欲がない
・睡眠がうまく取れない
・仕事に集中できない
・顔色が悪い
意外と疲れている「脳」そして「目」
疲れていると感じると、まずは「体」の疲れを考えますよね。
マッサージに行ってみたり、ゆっくりお風呂に使ってみたり…
もちろん体の疲れにはそういった外からの要因が効果的ではあります。
しかし、意外と疲れが残ってしまう、それが「脳」と「目」の疲労なのです。
脳の疲れ、「脳疲労」って?
「脳」の疲労と聞くと、どんな想像をしますか?体の疲労であれば、「体が動かない」「だるい」など言葉にしやすいでしょう。
「脳疲労」も体の疲労と同じで「脳が動かない」ことを言います。
動かない、というよりは働かないといったほうがイメージが湧きやすいかもしれませんね。
脳疲労が起こると、いつも出来ていたことができない、新しい閃きが起きない、などから、味がわかりにくくなる、感情が不安定になるなど様々な症状が起きます。頭がボーッとする…と感じるときは脳疲労の可能性も考えてみましょう。
目の疲れ「眼精疲労」って?
眼精疲労と聞くと、目の使いすぎというイメージがありますよね。
もちろんその通りの意味なのですが、実は「度の合ってないメガネを使う」「老眼」なども眼精疲労の一つと言われています。普段パソコン作業をしているわけではないという方でも眼精疲労になる可能性は十分にあります。
眼精疲労を放置していると、頭痛や肩こりの原因にもなり体の疲労にも繋がっていきます。
疲れた、と感じたときに体のケアを行うのも大切ですが、まずは目のケアを行ってみる、というのも疲れを取る際には有効かもしれません。
まずは身近な「目の疲れ」を癒やしてみよう
そんな目の疲れを取るために、「目のケア」は実際どのように行えばいいのだろうか?と感じた方もいるでしょう。
「体のケア」と聞けば先程述べたように「マッサージ」や「温泉」、「エステ」など思いつくことがあるかもしれませんが、「目のケア」と言われるとなかなか難しいですよね。
そこでここからは「目のケア」について簡単にできるものから紹介していきましょう。
目が潤うだけでもぜんぜん違う
「眼精疲労」の原因の一つとしてあげられるのが「ドライアイ」です。目が乾燥していたり、コンタクトを長時間つけていたりするとドライアイになってしまい、眼精疲労の原因なります。目薬を刺すのはもちろん効果的ですが、下手に眠気覚ましのため、といった理由で刺激の強い目薬を使用するのは逆効果な場合も。
強い刺激のものでなくても、潤い成分のある目薬を使用するだけで効果は十分です。なんだか目が霞んできたな、と感じたときに目薬でケアするだけでも眼精疲労には効果があるでしょう。もちろん、あまりにも乾きがひどかったり、市販薬で効果が得られないと感じる場合は眼科医の受診をしてください。
自分に合った目のケアを探すのも楽しい
手近なアイテムとして「目薬」を例にしましたが、今は目薬以外にも目のケアをするアイテムは様々なものが販売されています。「アイマスク」にも蒸気が出て目元を温めてくれるものがあったり、自宅で使用できる目元用のマッサージ機などもあります。
その他としては「サプリメント」を使用して目の疲れに有効な成分を内側から取り入れる、というのもおすすめです。普段の食事にもちょっと目のケア成分の入った食材を取り入れたりなど、自分にあった目のケアを色々試してみるのも楽しいかもしれませんね。
「目の疲れ」に注目して「疲れにくい人」に
今回の記事では「疲れやすい人」に向けて「目の疲れのケア」を紹介しました。体の疲れだけでなく、脳の疲れ、目の疲れ…とケアする点はたくさんありますが、まずは身近なアイテムでも始められる「目のケア」から始めてみませんか?案外、体の疲れも良くなってくるかもしれませんよ。
【参考文献】
疲れにくい体をつくる!健康生活バランス術: | 食宅便 – 日清医療食品 (shokutakubin.com)
肉体疲労・からだのだるさの症状・原因|くすりと健康の情報局 (daiichisankyo-hc.co.jp)
脳疲労とは|脳疲労とBOOCS|脳疲労概念【BOOCS公式サイト】
病名から調べる (nichigan.or.jp)
辛いドライアイには市販の目薬が効かない場合も。正しい対処法を解説 – EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報 (kusurinomadoguchi.com)
眼精疲労に効果が期待できる市販薬の成分とおすすめ市販薬を解説 – EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報 (kusurinomadoguchi.com)