目を大切にする生活をしよう

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あなたは目を大切にしていますか?
目はからだの中でも重要な器官です。
ですが、突然目がかすむようになったり、見えにくくなってしまったりすることがあります。

普段からケアを意識している人は少ないかもしれません。
少し気をつけるだけで目を守ることができます。目を労る習慣を取り入れてみませんか?

仕事で長時間パソコンを使う人やスマホを頻繁に見ている人は、特に必見です。

何気なく目を酷使しているかも?

パソコンやスマホの画面などを見続けているとまばたきの回数が減ってしまいます。
普通は1分あたり平均約22回といわれていますが、画面を見つめていると回数が半分以下になるそうです。
目を守るまばたきが減ることで疲れやすくなってしまうのだとか。

また、目はカメラのレンズと似た構造をしています。物を見るときは水晶体の厚みを調節して対象にピントをあわせるのですが、スマホやパソコンなどの画面は文字が小さかったり複雑な画面が多かったりするため、凝視してしまい大きな負担となるのです。

さらに心理的なストレスをためて涙の分泌が制御されると、ドライアイになりやすくなります。目が疲れると頭痛や肩こりになったり、集中力が低下したりする原因にもなります。

実は、知らず知らずのうちに目を酷使していた!なんてこともあるかもしれません。デジタル機器が普及した現代を生きる私達にとっては、目のケアは欠かせないものなのです。

目を守るための習慣

目を守るためにできる5つの習慣をご紹介します。
生活のなかでチャレンジしやすいものばかりですので、積極的にトライしてみてください。
目を守るための行動は、将来の健康への投資にもなります。

①目の休憩時間をとる

スマホやパソコン、テレビなどを見る時間を減らしましょう。20分ごとに目を休めるのが理想的です。
コマーシャルの間は目をつぶってみてはいかがでしょうか?
デスクワークの人は休憩中にスマホを見ないようにできるかもしれませんね。時間を上手に区切るなどの工夫も試してみてください。

②明るさを調整する

液晶画面の明るさを調整してみてください
ほとんどの機種は自由に明るさを設定できます。室内と屋外では適切な明るさも変化するので、自分にとって丁度いい明るさを見つけてみましょう。明るすぎても暗すぎても目の負担になるので注意しましょう。

③目をサポートする成分を摂る

アントシアニンを摂取しましょう。
アントシアニンとは主にカシスやブルーベリーなどに含まれている成分です。
その中でもカシスに含まれているアントシアニンには、ピントを調節する筋肉のコリをほぐす働きがあります。
酷使された目をサポートするのにぴったりな成分です。朝食にプラスしたり、サプリメントで手軽に摂ったりするのもオススメです。

④喫煙を避ける

タバコは全身にとって有害なものですが、目にも悪い影響を与えます。
とある研究結果によると「タバコを吸う人は、目の真ん中の層である《ブドウ膜》を危険をさらす《ブドウ膜炎》にかかる可能性が2倍にも跳ね上がる。さらに、網膜にダメージを与え、失明してしまう《糖尿病性網膜症にさらされる》リスクも高い」と述べられていました。(※1)タバコは吸わないほうが良いでしょう。

⑤眼科の定期検診を受ける

何か不便になるような問題がないと眼科に行かないという人が多いかもしれません。
ですが、他の器官と同じように目にも定期検診が大切です。Prevent Blindness(失明を防ぐ協会)(※2)によると、65歳以下なら2〜4年に1回、65歳以上なら1〜2年に1回の受診が推奨されています。病気のリスクをできるだけ減らしましょう。

脳と目の深い繋がり

脳に送られる情報の8割以上は目から入るといわれています。ですから、目が疲れていると日常への影響も大きくなるのです。目を通してから脳で処理することで初めて「物が見えている」状態になります。脳と目は互いに欠かせない器官です。

脳で非常に多くのことを処理しているため、眼精疲労は脳の疲れにも直結します。さらに、目から入る情報が脳を興奮させる原因にもなるそうです。スマホの画面のスクロールは目の筋肉を酷使して自律神経を疲弊させることがあるため、できるだけ避けてください。

まとめ

目を守ることは脳を守ることにも繋がります。生活のなかで目を守る習慣を取り入れて酷使しないように心がけましょう。
パソコンやスマホは便利なツールですが、時には制限やルールも必要です。自分を守るためにもデジタル機器に振り回されず、上手に活用するようにしてみてください。

目を守って、いつまでも健やかに過ごしていきましょう!

【引用】
※1 喫煙と眼疾患-アメリカ眼科学会 (aao.org)
※2 どのくらいの頻度で目の検査を受けるべきですか?- 失明を防ぐ (preventblindness.org)

【参考文献】
生きていく上で最も重要な感覚器「もっともっと目を大切に!」 | サントリー健康情報レポート (suntory.co.jp)
e0a6d9a0a5a3d02c632f4e99e8a1bb71.pdf (city-chichibu.ed.jp)
目にダメージを与える「10の癖」、結構やっててヒヤッ……。 | TABI LABO (tabi-labo.com)
自分に必要な目にいい成分って何なの?①|栄養素って何なのさ?|わかさ生活コラム|わかさ生活 (wakasa.jp)
眼精疲労と脳疲労の関係 | 頭ほぐしサロンゆめゆら (yumeyura.com)

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