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日記で記憶力アップ?日記が脳に与えるよい影響とは?

栗山ゆり
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最近、記憶力が落ちてきたなと感じることはありませんか?

記憶力アップのために脳トレなどをするのもよいことですが、日記を書き始めてみるのもおすすめですよ。

この記事では、日記が脳に与えるよい影響についてご紹介します。

記憶のメカニズム

日記が脳によい影響を与えることをご紹介する前に、まずは記憶のメカニズムについて理解を深めてみましょう。

記憶のメカニズムを理解することで、日記を書くことへの意欲が高まると思います。

記憶をするとは?

人は記憶をするまでに3つの段階があると言われています。

  1. 記銘(覚えてインプット=覚える)
  2. 保持(インプットした情報の維持=覚えておく)
  3. 想起(保持された情報をアウトプット=思い出す)

この3つの段階が1セットとなり記憶しているそうです。

短期記憶と長期記憶

私たちの記憶には、海馬大脳皮質という2つの器官が大きく関係しています。

  • 海馬:容量が小さいため、一時的に情報を記憶する「短期記憶」をする
  • 大脳皮質:容量が大きいため、忘れることのない長期的な記憶「長期記憶」をする

全ての情報を覚えていては脳がパンクしてしまうので、人の脳は短期記憶と長期記憶を上手に使いわけているのです。

長期的に記憶するには

すぐ忘れてしまう、なかなか思い出すことができないと感じている方は、短期記憶で終わらせずに長期記憶にする習慣を身に着けていきましょう。

そのためには記憶を保持してアウトプット=思い出すことが重要となってきます。

それを楽しみながら、継続して行えるのが日記なのです。

日記を書くことで期待できる効果

日記を書くことで、期待できる脳へのよい効果をいくつかご紹介します。

 

記憶力アップ

1日の出来事を思い出すこと、手指を動かすことは、記憶力の回復につながります。

ポジティブになる

日記を書くことで楽しい思い出を振り返ることが増えるので、脳を刺激し考え方も自然とポジティブになります。

自己分析力がつく

日記を書くことで、自分が普段何を考えているのか、どんなことを楽しいと感じるのかがわかるようになり、自己分析力が身に付きます。

自律神経が整う

順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏によると、日記に自分の思いを書き出したり、1日を振り返ったりすることで、副交感神経が優位になるそうです。

日記を書く時のポイント

では、実際に日記を書く場合、どのようなことを意識して書くと、脳によい影響を与えるのでしょうか。

ポイントは大きく2つあります。

手書きで書く

日記を書くなら、スマートフォンやパソコンで簡単に始めようなんて思う方もいるかもしれませんね。

けれども、手書きが脳に一番効果があります。

スマートフォンやパソコンでの作業は脳への刺激が少ないため、記憶力への影響を考えるなら手書きがおすすめです。

逆に手指を動かすことは様々な神経が刺激されるだけでなく、スマートフォンやパソコンで書くよりも記憶が定着しやすいといわれています。

また、文字の大きさやバランスなども意識しながら書くと、脳の広範囲が刺激されてより効果的だそうですよ。

極力ポジティブな内容にする

日々の生活のことを書き留めるのは、夜寝る前に書きたいと思う方も多いかもしれません。

もし寝る前に書くなら、なるべくポジティブな内容にしましょう。

ネガティブな内容で日記を書いてしまうと、睡眠に影響をもたらしてしまう可能性があるからです。

また、ネガティブな気持ちはストレス物質を分泌し、海馬を萎縮させることにもつながります。

楽しい内容や思い出を振り返ることが多くなると、自然と明るい未来が描けるようになり、海馬の活動もまた活発になってくるそうです。

どうしてもモヤモヤと心に残っている場合は、納得するまで書き出し、最後は必ず前向きな内容や解決策、今後にどのように当てはめることができるかなどで締めくくるとよいでしょう。

日記を継続して書くコツ

日記を書くことを続けたくても、なかなか習慣化するまでが難しいですよね。

習慣化するコツをまとめてみました。

決まった時間に書く

日記は極力、毎日同じ時間に書くことを意識しましょう。

継続できるか不安な場合は、「お風呂に入った後に日記を書く」「日記を書いてから歯磨きをする」など日常生活の習慣とセットにして行うことがおすすめです。

フォーマット化する

日記に今日は何を書こうかと悩んでしまい、続かなくなってしまうのは避けたいですよね。

そのため、あらかじめ日記のフォーマットを作っておくことをおすすめします。

例えば

  • どんな天気だったか
  • どんな服を着たか
  • 何を食べたか
  • 何をして過ごしたか
  • 1日の感想

 

というようなフォーマットを作り、上記の内容について毎日5行書きます。

この方法は脳神経内科医の長谷川嘉哉氏が提唱する方法です。

1日5行なら気軽に続けられそうな気がしますよね。

書きやすい環境を作る

アメリカの心理学者ショーン・エイカー氏によると、人は取りかかるのに20秒以上かかる物事を先延ばしする傾向にあるそうです。

つまり、日記も毎回取りに行くのが面倒な場所にあっては、続けられなくなってしまいます。

日記を書くことを習慣化するためには、すぐ手に取れる場所にノートとペンを置いておくようにしましょう。

まとめ

今回は日記を書くことで、脳にどんな影響を与えるのかをご紹介しました。

脳によい影響を与えたいのならば、手書きで書くこと、極力ポジティブな内容であること、継続して書くことが重要といえますよ。

今回ご紹介した1日5行の日記を、まずはスタートさせて、脳を活性化させていきましょう!

【参考文献】

CoCoKARA「日記で脳を活性化!書き方を工夫して、記憶も気持ちも若々しく健康に」

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