脳が萎縮しやすい人と萎縮しにくい人がいるってホント!?
こんにちは!『あたまナビ』ナビゲーターの西原です。
「今回は脳が萎縮しやすい人・しにくい人」についてご紹介します!
突然ですが、『脳は加齢とともに萎縮する』ということを知っていますか?
う~ん、、将来的に認知症につながったりするっていう話は聞いたことはあるけど、詳しくは知らないなあ
そうですよね、私も以前まで詳しく知らなかったのですが、一度気になりだしたら夜も眠れなくなってしまったので(笑)調べてみました!
そして、「加齢と脳の萎縮」に関する研究結果を見つけたのです!
というわけで、今回は加齢による脳の萎縮について紹介しますね。
それではまいります!
加齢と脳の萎縮が関係しているってホント!?
ある研究において年代が異なる人たちの脳の画像を比べたところ、加齢によって脳が萎縮していくことが報告されています。
さらに詳しく調べると、同じ年代の人同士を比較したところ、萎縮の程度に違いがあることも分かりました。
そこで、脳の萎縮の度合いには生活習慣が関係しているのではないかと考えられ、多くの研究が行われるようになりました。
その中でMRI※1を使用して、体格指数BMI※2と脳の神経細胞が集まる灰白質※3の関係を調べた研究(下のグラフ参照)では、BMIの高い人は灰白質の体積が少なく、肥満は脳を萎縮させる原因であることが明らかになってきました。
他にも喫煙、飲酒は脳を萎縮させる要因の一つとして考えられています。
そのため、普段からお酒を飲んだりタバコを吸う人は、過度に飲酒や喫煙をしないよう注意してくださいね。
※1.MRI…磁場を用いて体の中にある水の分子の動きを情報として受け取り、体内の情報を
画像として受け取り、体内の情報を画像として書き出す画像装着。
※2.BMI…体重と身長の関係から肥満度を表す体格指数。
※3.灰白質(かいはくしつ)…脳の表面を覆う層。
別名、大脳皮質ともいい、ニューロン(神経細胞)が集まっている。
一方、脳の萎縮を防ぐ生活習慣があることも明らかになってきました。
キーワードは“知的好奇心”。
読書をする、絵を描く、博物館を訪れるといった知的好奇心にあふれる趣味を持つ人は、脳の萎縮がおこりにくいことが様々な研究によって裏付けられています。
脳が萎縮しやすい人の特徴 | 脳が萎縮しにくい人の特徴 |
肥満 | 規則正しい生活習慣 |
喫煙 | 知的好奇心(絵を描く、読書など) |
飲酒 | |
高血圧 |
生活習慣にも気をつけるとともに様々なことに興味を持ちチャレンジすることで、あたまの健康と体の健康を長く保つことにつながります!
年齢にかかわらず新しいことに挑戦していきましょう!
編集後記
渡邉さんは何か生活習慣に気を使っていることはありますか?
そうですね、、早寝早起き!と決まった時間の食生活かな!
睡眠も食事も大切ですよね!運動は何かされているのですか?
僕は、、、サーフィン!!
え!かっこいい趣味!!(…どおりで一年中、日焼けしているのか。笑)
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西原 彩(にしはら さやか)
大阪出身/奈良在住の「ザ・関西人」で健康番組/クイズ番組が大好き。大学で学んだ心身の健康学や栄養学を活かしながら『あたまナビ』ナビゲーターとして活躍中。
何事にも負けず嫌いな性格から、「あとだしジャンケンゲーム」で最高記録を出すことに没頭中。