脳の老化や認知症の予防などに効果的な脳のトレーニング、略して「脳トレ」。
気が向いたときだけでなく、毎日行った方がいいということをご存知でしょうか?

とはいえ、わざわざ脳トレグッズを揃えるのが面倒、脳トレグッズを買ったけど続かない、時間がないから脳トレができない・・・。そんな方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は家にあるものを使った脳トレを5つご紹介します。
身近にあるもので手軽かつ簡単にできるのであれば、すぐにでも始められるはず。
さらにゲーム感覚で楽しむことができたら、今まで挫折していた人でも毎日続けられそうですよね。
さっそく始めましょう!

思い出の写真で記憶クイズ

最初は「記憶力」を鍛えるトレーニングから。
家にある写真を数枚準備します。

まずは10秒間、写真を隅々までじっくり見て記憶してください。
その後、出題者が写真について質問します。

  • おじいちゃんの着ていた服の色は?
  • お母さんの左隣にいた人は?
  • 犬は誰の膝の上にいた?

など、写真を見ながらいろいろな切り口のクイズを出してみてください。

脳が鍛えられることに加えて、ご家族の思い出話に花が咲きそうなこの脳トレ。
アルバムを見返しながら、みんなで盛り上がれること間違いなしです。

スピード勝負!見える神経衰弱

次に、「集中力」を鍛えるトレーニングです。
トランプを使った神経衰弱は有名ですが、時間もかかるし、その名の通り神経が疲れてしまっては楽しく遊べません。
そこで、もっとシンプルな神経衰弱にチャレンジしましょう。

基本は2人1組で行います。
まずは、トランプを赤(ハートとダイヤ)と黒(スペードとクローバー)の2つに分けましょう。

1人が赤、1人が黒のカードを手元に取り、すべて表に向けて並べます。
各自カードを並べ終わったら、いよいよゲームスタート。
赤と黒、それぞれのカードのなかで同じ数字の組み合わせをどんどん揃えていきます。

制限時間内に多く揃えられたほうが勝ち。
スピード勝負なので、長くても5分程度で終わるのが嬉しいところです。
ストップウォッチなどを使えば、1人でも楽しめますよ。

お財布の小銭で計算ゲーム

3つめは、「計算力」を鍛えるトレーニング。
計算力は簡単な問題を数多く解くことでも鍛ええられますが、この脳トレなら楽しく取り組むことができます。

ルールは簡単。
2人で向かい合い、それぞれが手元にお財布を用意します。

お財布のなかに入っている小銭を掴んだら、「せーの」で2人同時に机の上に出します。
相手が出した小銭を見て合計金額を計算し、紙に記入。
正しい金額を記入した紙を先に出した方が勝ちとなります。

レシートを使った記憶力クイズ

続いて、「思い出す力」を鍛えるトレーニングに挑戦しましょう。
レシートを使ったクイズです。

ルールは簡単。
1週間以内のお買い物で受け取ったレシートを用意し、その内容をクイズとして出題するだけです。
ポイントは、「月曜日に何を買った?」というように漠然と聞くのではなく、ある程度品物を絞り込んで質問すること。

  • 今週の月曜日にスーパーで買ったお魚は?
  • 先週の水曜日にりんごは何個買った?

といった聞き方をすると、記憶の引き出しが開きやすくなります。

傾け時計で時間当てゲーム

最後は、「集中力」「想像力」を鍛える脳トレです。
現在の時間を答えるという、ごくシンプルなこのトレーニング。

ただし、時計はまっすぐ置かないのが肝です。
アナログ時計でしたら左右のどちらかに傾けて、デジタル時計でしたら逆さまにしてみてください。
意外なほど時間を読み取るのが難しくなりますよ。

また、日常的にトレーニングをしたいという人には、鏡に映したような文字盤で針も逆回転するこんな時計も。

時間を確認する度に頭を使うのでオススメです!

まとめ

いかがでしたか?
どの脳トレも家にあるもので手軽にできるので、ご夫婦やお子さん、お孫さんと一緒に楽しみながら挑戦してみてくださいね。

また、あたまナビでは今回ご紹介した脳トレと同じように楽しく簡単に出来る「あとだしじゃんけんゲーム」を配信しています。
こちらもぜひ一度プレイしてみてください。

あとだしじゃんけんゲームをプレイする

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フリーライター

牟田 悠(むた はるか)

立命館大学大学院文学部日本文学専修前期課程修了。フリーライターとして、関西圏を中心に活動中。
質のいい記事をよりスピーディーに書き上げられるよう、脳の働きや集中力に関する情報にアンテナを張っています。