コントロールできない怒りにさようなら

中村孝道
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怒りは自然な感情です。どんなに温厚な人でも怒ることはあります。
しかし、感情が湧き上がることと感情に支配されることは違います。
問題は「怒りにコントロールされる」「怒りをコントロールするか」です。
コントロールできない怒りは脳にストレスを与えます。ただでさえストレスの多い現代社会。脳に余計なストレスを与えないためにはどうしたら良いのでしょうか。

今回の記事では、怒りをコントロールする方法をご紹介します。

覚えておきたいこと

怒りをぶちまけるのは身体に悪い

怒りを爆発させることは身体に悪影響を及ぼします。
血圧が上がったり、心臓に負担がかかったり、うつ病になるリスクが高まったり、胃腸にダメージを与えたりします。
怒りという爆弾の威力は強力です。簡単に怒りを爆発させる人は、その人自身もダメージを負うということを覚えておきましょう。

怒りを抑え込むのも身体に悪い

怒りを無理やり抑え込むことも身体に悪影響を及ぼします。
それはいわば、怒りという爆弾を自分自身の中に抱え込むようなものです。
無理に抑え込んだ怒りは心身の両方にストレスを与え、いずれ爆発し深刻なダメージを与えかねません。

ではどうするか

・相手の話をよく聞く

人に対して怒っている場合は、まず相手の話をよく聞きましょう。
怒っている時は自分の価値観で考えているはずです。相手の価値観がよくわからないから怒っているのです。
相手の話に耳を傾け、相手の価値観を理解しましょう。ひととおり話を聞いても怒りが消えるとは限りませんが、話を聞いている間に冷静になる時間を稼げるので、制御不能な怒りを抱えるリスクを大きく下げることができます。

気持ちを上手に伝える

話を聞き終わっても怒りが消えない場合は、その感情を抑え込まずに相手へ上手に伝えましょう。
怒りという爆弾を爆発させずに解体するイメージです。相手を責めずに、自分の気持ちを簡潔に伝えます。
イライラが小さなうちに対処することで、怒りが制御不能になることを防ぐ方法です。

その場を離れる

相手の言い分に耳を傾けたり、こちらの感情を伝えたりする余裕がない場合はどうでしょうか。
すぐにその場を離れましょう。

怒りを感じて興奮すると、脳の血流は急激に上昇します。この状態では通常と同じ判断ができません。
いわゆる「頭に血が上った状態」です。判断ミスを避けるために、その場を離れて判断することから逃げます。
脳の血流が戻るまでの時間は約1時間です。冷静さを取り戻すまでは、怒りの原因となったものから距離をおきましょう

・自律神経を整える

イライラしやすい状態がずっと続いているのであれば、自律神経を整えるアプローチが効果的です。
運動不足や昼夜逆転の生活、過度のストレスなどは感情のコントロールを難しくします。
生活リズムを整えることや、十分な睡眠時間を確保することは大切です。

怒りは「脳が情報を処理しきれていない状態」なので、脳の働きをクリアにすると怒りにくくなります。
自律神経が乱れてイライラしやすくなっている時は、周囲にそのことを伝え、十分な休息をとるようにしましょう。

まとめ

怒りを感じることは誰にでもあります。怒りは自然な感情です。

しかし、コントロール不能になった怒りは脳へ大きなストレスをかけます。
そのストレスは身体全体に伝わりさまざまな悪影響を引き起こします。

制御不能になる前に手を打って、怒りにコントロールされるのではなく、
怒りをコントロールする生き方を心がけいきたいですね。

【参考文献】

怒りをコントロールする10の習慣-脳のストレス反応に対処する
ストレスマネジメント~脳科学の日常的ストレスヘの応用

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