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年齢によって必要な成分は変わる!子どもにはDHA!では大人に必要な成分は?

和田 憲児 (わだ けんじ)
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認知症予防市場における有用な成分の代表格と言えば、イチョウ葉エキスやクルクミン、フェルラ酸などが挙げられます。中でも脳に良い成分として有名なDHAは青魚から摂取できることからも、認知症予防のために意識的に摂取している人は多いのではないでしょうか。

実はそのDHAは発達中の脳や目にとって重要な構成要素と言われています。ですが、大人の物忘れ対策において、さらに重要といわれている栄養成分があることをご存知でしたか?それが今回ご紹介するロスマリン酸です!

脳の研究分野で注目を浴びているこの成分、実際どんなものなのか?そしてどのように“大人のあたま”に効果的なのかをお伝えいたします。

DHAは成長期の子どもに必要な成分だった!?

DHA(ドコサヘキサエン酸)は人間の体内ではほとんど作ることができない必須脂肪酸の一種で、イワシやサバなど青魚に豊富に含まれています。DHAは脳や目に含まれる主要な脂肪酸であり、発達中の脳や目に重要な成分です。

(参考記事:子どもや乳幼児が賢く育つための大切な栄養素、DHAの効果とは?

皆さんは、スキャモンの発育曲線をご存知でしょうか?子どもの誕生から20歳までの成長による変化率を100%として、子どもの成長因子を『一般型』『神経型』『生殖型』『リンパ型』の4つに分類して表した曲線です。

スキャモンの成長曲線
一般型:身長や体重、筋肉、骨格などの成長を示している
・神経型:神経型は、脳や脊髄、視覚器などの神経系や感覚器系の成長を示している
・生殖型:男性や女性の生殖器、乳房、咽頭などの成長を示している
・リンパ型:胸腺などのリンパ組織の成長を示している

この図を見ると脳が含まれる『神経型』は9歳頃までに95%近く成熟しきってしまうことがわかります。このことからも目や脳の発育過程で必要なDHAは、神経型が成熟する過程で摂取する事でその効果を最大限に得ることができるため、子どもの頃にこそ取るべき栄養素であると言えるのです。

新注目成分のロスマリン酸が大人のあたまに良い4つの理由

それでは大人のあたまに良い成分は何なのでしょうか?そんな疑問が頭をよぎっている方も多いはずです。そこであたまナビでご紹介したいのはローズマリーやスペアミントなどに含まれるロスマリン酸です。

ロスマリン酸は近年「アルツハイマー型認知症の予防に繋がる可能性がある」という研究結果が発表され、大人のあたまにとても重要な成分として注目を集めている成分です。ではロスマリン酸が認知症の予防に繋がり、大人のあたまに必要な重要成分なのでしょうか?

認知症の原因「アミロイドβ」を抑制する

アミロイドβは、アルツハイマー型認知症に見られる老人斑の主成分はたんぱく質で、脳のゴミとして脳内に日々蓄積されています。 健康な方の脳内にも存在しているのですが、このアミロイドβが脳内から排出されず蓄積されていくと脳神経を死滅させ、認知症を発症させる原因の一つとなるのです。ロスマリン酸には、そんな認知症の原因であるアミロイドβの蓄積を抑制する働きがあり、認知症の予防効果が期待されています。

抗酸化作用がある

体内で生成される活性酸素は、細胞を酸化させる力の強い成分です。活性酸素による細胞のダメージは、老化や動脈硬化、生活習慣病などの原因になるとも考えられています。そんな活性酸素を抑制する力のことを「抗酸化力」と呼びます。私たちの体には抗酸化力のある成分を体内で作る力がもともとそなわっていますが、それを作り出す力は年齢とともに低下し、抗酸化力は加齢と共に減退していきます。

ロスマリン酸はポリフェノールのひとつで、強力な抗酸化力があります。ロスマリン酸を摂取することで、活性酸素が引き起こす病気や老化現象の抑制に期待ができます。

エネルギー消費の促進によって生活習慣病の予防にもなる

姿勢を支え、身体を動かすためにある一般的に筋肉と呼ばれる部分を骨格筋と呼びます。最近の研究から骨格筋量を維持できている人は病気になりにくく、長生きする傾向にあることも明らかになっています。ロスマリン酸にはそんな筋細胞におけるエネルギー消費促進効果が得られることも研究結果からわかってきています。骨格筋におけるエネルギー消費の促進によって、生活習慣病の予防につながることが期待できます。

血糖値の上昇を抑えてくれる

人間の身体は年齢を重ねるごとに機能が低下していきます。膵臓(すい臓)から分泌されるインスリンの量も減少します。また筋肉量の低下や内臓脂肪の増加などの要因から、血糖を下げるインスリンの効果が得られにくくなり、高齢者は糖尿病を発症する確率が上がると考えられます。また、ロスマリン酸は血糖値上昇抑制作用を示すことが研究で報告されています。

ロスマリン酸の成分についてより詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

ロスマリン酸を効率よく摂取するためには?

ロスマリン酸は

  • スペアミント
  • レモンバーム
  • ローズマリー
  • シソ等のシソ科ハーブ類の植物
  • えごま油

にも含まれていることで知られています。

ですが、これらの食材は日常生活で食べる機会が少なく、ロスマリン酸自体を摂取することがなかなか難しいかと思います。効率的にロスマリン酸を摂取するには、サプリメントを活用してみるのもよいでしょう。また、身体に必要な栄養成分は継続して摂取することで効果を得る事ができます。

物忘れ対策にはロスマリン酸を!あたまの健康を保って、自分らしく楽しい人生を送っていきましょう

DHAは発達中の子どもにとってはとても重要な成分ですが、大人の物忘れ対策にはDHAだけでは不十分。日常会話で「え〜っと」が増えた、人の名前が思い出せなくなった、うっかりミスで大切な人に迷惑をかけたくない・・・など、物忘れでお悩みの方にこそ、ロスマリン酸を積極的に摂取することを、あたまナビでは提案します。

あたまの健康を保って、いつまでも自分らしい人生を送っていきましょう!

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和田 憲児 (わだ けんじ)

広島出身、大阪在住、京都勤務。趣味の音楽から派生して、人の”無意識”に働きかける物事に興味。『あたまナビ』ナビゲーターとして、無意識に頭に入ってくるような「分かりやすい」「伝わりやすい」記事をつくります。