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人生の達人!シニア世代が読む川柳「私の健康の秘訣」

油井 康子(あぶらい やすこ)
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五・七・五のリズムで気軽に作れる川柳は、近年さまざまなコンテストが開催され、注目度が増しています。新たに始まるこの連載では、毎回異なるテーマでシニア世代の皆さんに川柳をお寄せいただき、編集部が「これは!」と思った句をご紹介。

「あるある」と共感できる句や、ほっこり心温まる作品など、力作が揃っています。ぜひ、あなたのお気に入りを見つけてください!

今回のテーマ「私の健康の秘訣」

「いつまでも元気でいたい」という願いは誰しもが持っていると思います。毎日の習慣や心がけなど、健康を保つための秘訣について一句詠んでいただきました。さて、どんな方法があるのでしょうか?

作者の声:健康の源はやはり食べること。毎日バランスよく食べて、それでも足りない栄養を補うべくサプリも飲むこと。これが私流の長生きの秘訣です。

【編集部より】
流れるようなリズムのよさに、編集部一同が拍手! 健康の秘訣としては一見シンプルに感じられますが、バランスよい食事を考えるのは、日々の積み重ねが必要ですよね。句の背景には、自分や家族にとって、必要な栄養を摂るにはどんな献立がいいかと考えたり、話題になっているサプリメントについて調べたりされているであろう、コツコツ努力型の作者のお人柄が感じられるようでした。あれこれ考えて工夫をすることは、頭の体操にもなって一石二鳥。長生き間違いなしですね!

作者の声:多くの人は健康のために朝早くから散歩やラジオ体操などをされていますが、私は最近血圧が高くなったため、まずは血圧をチェック。その様子を詠んでみました。

【編集部より】
一般的に健康によいとされる方法も、体の状態によっては合わないことも。「自分の健康状態を見極めて過ごす」ことの大切さに、改めて気づかされる一句でした。確かに、睡眠時の血圧は低く、朝の起床前から活動に備えるように、徐々に血圧は高くなっていきます。人によっては、早朝からの激しい運動はかえって体の負担になることもあるかもしれません。そのことをよくご存知の上で、習慣とされたのでしょうか。朝、眠い目をこすりつつ、真面目に血圧計に向かわれる様子がよく伝わってきました。

作者の声:1日3回の食事から健康に。また、かかりつけ医に健康のアドバイスをもらっています。

【編集部より】
「キチント」の一言に作者の方の几帳面な性格が伺えて、思わず我が身を反省。メディアで「●●が健康にいい」などと取り上げられると、翌日にはスーパーからその品物が消えてしまう、そんな世相にも惑わされない凛とした意志が感じられます。かかりつけ医の先生からしっかりアドバイスしてもらっているのも素晴らしいですね。規則正しく食事するのは意外に難しいものですが、健康の基本として大切なことです。食卓にきちんと並ぶおかずと、食後の果物の様子が目に浮かぶようです。

作者の声:運動のため、週2回ボウリングをしています。私の生きがいです。

【編集部より】
作者の方の熱中ぶりと、目覚めたときのガッカリ感を想像して、思わずクスリと笑ってしまいました(笑)。夢に出てしまうほど熱中するものを見つけられたのが、素晴らしいですね! 編集部メンバーでボウリングに行くとムキになってしまうため、翌日は必ず筋肉痛になってしまいます。ストライクを連発するときの爽快感がたまりませんね!腕をふる動作や集中力が必要なところも健康づくりに一役買ってくれそうです。いつか夢が現実になることを祈っています!

作者の声:「身体が弱ってきた」と嘆くよりも前に、サプリメントで栄養を補ったり定期的に運動するなどして予防をすることが大事です。

【編集部より】
背筋をグッと伸ばしたくなる一句ですね! 体の調子が悪いとついつい愚痴を言ってしまいがち。年を重ねるとともに、友人との会話も「最近身体が弱ってきた」「動きづらい」「病気が心配」というような話題ばかりになってしまったり……。そんな「あるある」に対して、ピシャリと叱咤激励してもらえたような気がしました。「衰えた」と口にするより先に自分で予防策を立てて即実行あるのみ!健康を保つための予防策を、編集部からもどんどん発信していけたらと思います。

以上、具体的な健康法を詠んだものから、健康に対する気構えを説くものまで、バラエティー豊かな川柳をお寄せいただきました。食事やサプリ、運動など、皆さんがそれぞれに健康に対する意識を持って日々過ごされている様子が分かる作品ぞろいでしたね。

「自分も実践しよう!」とモチベーションアップのきっかけになれば幸いです。川柳をお寄せいただいた皆さま、ありがとうございました!

――次回のテーマは「家族への想い」です。どうぞお楽しみに!

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フリーライター

油井 康子(あぶらい やすこ)

大阪生まれ、京都郊外在住。京都の大学を卒業後、会社員などを経て2012年頃よりフリーライターとして活動。自宅で常に数本の原稿を並行して執筆しているため、仕事部屋や頭の中の整理整頓術を日々模索しています。