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その頭痛、目の疲れが原因かも・・・目の疲れを溜めないための方法とは?

和田 憲児 (わだ けんじ)
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皆さんは、なんだか頭がボーっとすることや頭痛がすることはありませんか?私は頭痛持ちで、頻繁にそういうことがあります。

実は、その原因は目の疲れにあるのかもしれません。目と脳は視神経で繋がっており、「目は脳の一部」ともいわれるほど密接な関係なんです。また、目は他の臓器と違い、体外にむき出しになっている臓器のため、あらゆる外的ストレスを受けやすいのです。多くの現代人はパソコンやスマートフォンが発するブルーライトに日常的にあたり、目にダメージを受けやすい環境下にあります。

そのような環境だと目に疲れが溜まってしまうのも当然です。目の疲れが慢性化し眼精疲労になると、あたまや身体にも影響が出て、頭痛などの症状にもつながることがあるそうです。健康で快適な生活を送る上でも、目の疲れを溜めない心がけが重要になるのです。

今回は目の疲れを溜めないための方法をご紹介いたします。

身体や目を温める

使いすぎて凝り固まった目の筋肉は、血行が悪くなっています。身体や目を温めるとその凝りをほぐすことができます。たとえば、40℃前後のお湯でゆっくり入浴したり、お湯に濡らしたタオルを絞って目にのせたりするだけでも効果的です。ミカンやゆずなど柑橘類の皮をガーゼに入れてお湯に入れると保温効果がアップするのでおすすめです。ぜひお風呂や寝る前に試して見てください。

(参考:みらい研究所「目と血液の関係」

目のストレッチをする

身体が疲れるとストレッチを行うと思います。目も同じで、ストレッチを行うことで疲れの緩和に繋がります。顔を動かさずに目を左右・上下に動かしたり、目をぎゅっと閉じてぱっと開ける運動がストレッチになります。何の準備もなくできる運動なので、少し疲れてきたなと感じたら、実践してみてください。

(参考:メノコト365「Let’sチャレンジ!目を守る「メノコト体操」」

ブルーベリーに含まれる目に良い成分アントシアニンを摂取する

アントシアニンという成分をご存じでしょうか?ブルーベリーに含まれている成分で目に良いといわれており、特にビルベリーという品種に多く含まれています。アントシアニンには、光の信号を脳に伝えるロドプシンという物質の再合成を促進する力があり、視覚機能を改善する効果が明らかになっています

(参考:わかさの秘密 アントシアニン

ロドプシンとは?

私たちは何かを見るとき、光の情報を受け取り、それを信号化して脳に伝えることで目が見えると認識しています。この動作を司っているのが『ロドプシン』というタンパク質で、光を認識し、視神経へ信号を伝えるための初期反応を担っています。このロドプシンは光に当たることにより、ビタミンAに分解され、もう一度ロドプシンに再合成されます。ただ長時間目を酷使し続けると、再合成が間に合わず、ロドプシンは減少していきます。視神経への信号化がスムーズに行えなくなり、目がしょぼつく・ぼやける、といった疲れ目の原因につながるのです。

しかし、アントシアニンには吸収されにくいという性質もあるので、サプリメント等で摂取する際は、吸収率に配慮して「ナノ化」されたビルベリーエキスを配合したものが吸収しやすいといわれています。

目の疲れ対策をして、明るい生活を送りましょう!

いかがでしたでしょうか?
目と脳は密接な関係にあるからこそ、目の疲れを溜めないように工夫することが大切です。健康で快適な生活を送るためにも、目のケアをしっかり行って毎日をあかるく過ごしましょう!

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和田 憲児 (わだ けんじ)

広島出身、大阪在住、京都勤務。趣味の音楽から派生して、人の”無意識”に働きかける物事に興味。『あたまナビ』ナビゲーターとして、無意識に頭に入ってくるような「分かりやすい」「伝わりやすい」記事をつくります。