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つらい片頭痛は消える!?知っておきたい対策法

森本 満里菜(もりもと まりな)
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片頭痛は、頭がズキンズキンと脈打つような痛みが繰り返し起こるもので、その名の通り頭の片側だけが痛むことが多いですが、実は両側が痛む場合もあります。ご自身の頭痛の症状が片頭痛の症状であるかどうかを見極めるには、『頭痛以外の症状があるかどうか』が大事なポイントだそうです。今回は、そんな片頭痛の症状の見極めのポイントや、片頭痛の対策について、健康雑誌『若々』2021年9月号脳特集に掲載された内容を一部再編してご紹介します。

 

 

 

片頭痛の症状を見極めるポイント

【特徴】
□ズキンズキン、ドクンドクンと脈打つように痛む
□片側のこめかみが痛むことが多いが両側が痛むこともある
□タバコや香水のにおいにも嫌悪感を覚える
□寝込んで日常生活に支障をきたすほど痛い
□吐き気や嘔吐、下痢を伴うことがある
□テレビの音がうるさく聴こえる
□カラダを動かすと痛みがさらに増す
□蛍光灯の光がまぶしく感じる

 

ご自身の頭痛の症状が片頭痛かどうかを見極めるには、頭がズキンズキン、ドクンドクンと脈打つような痛みに加え、吐き気や嘔吐、また女性に多い特徴としてお腹がゆるみ下痢をしてしまう等の症状があるかどうかで判断できます。他にも、片頭痛では脳が非常に敏感になる為に、音や光に過敏になることもあります。普段は気にならない程度の匂いや光が気になってしまう…という場合は、片頭痛の症状かもしれません。また、典型的な症状の一つとして、片頭痛が起こっているときは、階段の上り下りや歩行といった日常生活の動作でも痛みが強くなり、起き上がることができずに寝込んでしまうこともあります。どんな症状が出るのか、痛む時間の長さや片頭痛が起こる頻度等は個人差が大きいものです。数時間で痛みがおさまるから軽症、週に3~4度痛みが起こるから重症というわけではありません。

片頭痛は医療機関で頭部CTRスキャンやMRI検査を行っても、原因となる明らかな疾患は存在しない為、診断が難しいものではありますが正しい予防や治療をせずに痛みを我慢して放っておくと、悪化してしまうこともあり非常に危険です。また頭痛は、くも膜下出血や脳腫瘍等の治療を必要とする何らかの疾患が原因で生じている可能性もありますので、気になる頭痛の症状があれば、専門の医療機関を受診しましょう。

 

片頭痛が消える生活習慣のコツ

片頭痛のきっかけは一つと限りませんが、ご自身の片頭痛がよく起こる状況を把握し対策を講じることが大切です。
多くの方が片頭痛をよく発症しうる状況は以下の通りです。

①気圧が低くなる雨の日や季節の変わり目
雨が降り続く日や、気温差が激しい春先や秋口等の季節の変わり目は、片頭痛で悩む方が多いです。温度変化に対応できるよう薄手の上着を持ち歩く等の工夫で片頭痛を予防できます。

②ストレスから解放されるとき
一見ストレスを強く受けたときに発症すると思いがちですが、実はストレスから解消され、緊張がほぐれたときに一気に血管が広がる為、多く発症するのが片頭痛の特徴です。

③血糖値の低下
休日についいつもより寝すぎてしまうことは多いと思いますが、例えば普段より2時間多く寝て、2時間朝食の時間が遅くなると、その間に血糖値が下がり、脳血管が広がることにより片頭痛が起きやすくなります。休日のリラックスした休日に片頭痛を起こさない為には、いつも通りの生活を心がけ、血糖値の変動を少なくすることが大事です。

また、上記3点の状況の予防に加え、普段の生活習慣をいくつか見直すことでも、片頭痛を予防することができます。

・パソコンやスマートフォンの画面にブルーライト防止フィルムを貼る
ブルーライトの光は、眼球から視神経を通って後頭葉を刺激する為、片頭痛を引き起こす可能性があります。

・スポーツをするなら、ゴルフやテニスよりヨガやウォーキングを
動くボールを目で追うテニスやゴルフは、脳の視覚野を刺激し片頭痛が起こりやすくなります。ヨガやウォーキングは肩や背部の筋肉をほぐし、血行を促進させるのでおすすめです。

・マグネシウムとビタミンB2が豊富な和食をしっかり取る
マグネシウムには、脳の血管を安定させる作用があります。また、ビタミンB2には脳の神経細胞の異常な興奮を抑える働きがある為、片頭痛予防には最適です。

・照明は白熱灯の間接照明か淡い色合いのLED
蛍光灯の光は、一定の周波数で振動する為、頭痛にはマイナスの要因となってしまいます。白熱灯やLED照明には蛍光灯のような振動はない為、おすすめです。

 

頭痛薬の使用過多には注意!

市販の頭痛薬でも、月に1~2回飲んで痛みが軽減されるようであれば服用は効果的です。しかし月に10回近く服用している、使う量が増えたという方は脳の水面下の興奮状態がどんどん強くなり、薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)に移行している傾向にあると考えられます。このような場合は、早めに専門の病院を受診し、正しい治療を受けるようにしましょう。
薬の服用や病院を受診することをためらい、痛みを我慢する方が日本では多くいらっしゃいます。しかし、片頭痛は適切な治療を行わなければ、日々の生活や仕事に影響を及ぼす可能性があります。ご自身の頭痛の状態や頭痛が起こりやすい状況を正しく理解し、生活習慣の改善や適切な治療を受け、健康な毎日を過ごしましょう

 

【参考】
健康雑誌『若々』2021年9月号 脳特集より

 

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森本 満里菜(もりもと まりな)