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【注目】歌を歌う効果とは!人が歌うようになったきっかけや目的をひも解いてみた

たなべようこ
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「カラオケで歌を歌うと、ストレス解消になる」
「歌うと気分がスッキリ」

このように感じたこと、ありませんか? 歌を歌うことは、頭の働きや健康に良い効果があります。
では、そもそも人はどうして歌を歌うようになったのでしょうか。

本記事では「歌うことの効果」や「歌う目的の今昔」など「歌う」ことについて掘り下げてお話ししていきます。この記事を読み終えると「歌うこと」の奥深さに驚かれることでしょう。ぜひ最後まで読んでくださいね。

歌を歌う効果とは!脳に良い影響あり

ここでは「歌を歌うとどのような効果があるのか」「歌が頭の働きや健康に良い理由」について解説していきます。

歌を歌うとどんな効果があるのか

歌を歌うと、次のような効果が期待できます。

・脳の働きがよくなる
・ストレスが減る
・リラックスできる
・気分転換になる
・腹式呼吸で健康になれる
・運動効果があり、カロリーを消費できる
・高齢者の「飲み込む力」が改善される

歌を歌う行為は気分が良くなるだけでなく、脳の働きや健康にも良い効果があるとは驚きですよね。

歌が脳の働きや健康に良い理由

歌うことによる脳や健康への効果は、研究論文によっても証明されています。

(引用タグ)
カラオケ・トレーニングは、認知機能において学習療法の音読作業と同様の改善効果をもたらすと考えられ
る。(中略)呼吸に関連する身体機能が改善し、運動効果を発揮すると考えられる。
(出典)宮﨑敦子・森隼人2020年「カラオケトレーニングで高齢者の前頭葉・実行認知機能、舌圧、呼吸機能が改善:ランダム化対照試験によるパイロット研究」より

上記の研究によると、カラオケ・トレーニングは高齢者における認知機能低下の進行を遅らせるのに有用とされています。

また、運動不足に陥りがちな高齢者にとって、歌を歌うことは十分じゅうぶんな運動効果があるとのこと。その他、論文のタイトルにあるとおり「舌圧の改善」についても効果が証明されています。お年寄りの「飲み込む力」が弱ることによって起こる事故防止に、大きな効果が見込めます。

このようにさまざまな良い効果がある「歌う行為」ですが、そもそも人間はどうして歌を歌うようになったのでしょうか。

人はどうして歌を歌うようになったのか

人間が歌を歌うようになった経緯は諸説あります。そのいくつかを紹介しましょう。

・谷を隔てた隣家と歌で連絡を取り合っていた
・食料を調達するため、集団で歌って獣を追い払っていた
・他集団との戦いでは、大勢で歌って敵を威嚇し、精神状態を高揚させていた

イギリスのウェールズ地方では、まだ電話がなかった頃、谷の向こうにあるお隣さんへの連絡に歌を利用していたそうです。

また、合唱は実際の人数より大勢に感じる特徴があるのですが、当時の人々はそれを戦いの場面で活用していました。

このように昔の人にとって歌は、生きていくために必要不可欠な行為だったのです。

現代における歌うことの目的

時は移り変わり、現代では、主に次のような目的で歌が歌われています。

・自らの喜びのために歌う
・連帯感を高めるために歌う
・思いを伝えるために歌う
・大々的な商業行為として歌う

たとえばカラオケなら、歌っている本人が楽しむ他、皆で歌って連帯感の高まりを感じたり、恋人同士が相手に思いを伝えるために歌ったり…といった場面があげられるでしょう。

また、商業行為では歌手の他にも作曲家や演奏者、歌を売る人など、大勢の人がそれぞれ別々の目的を持って歌に関わっています。

歌を歌うのは人間だけはでない

ここまで歌うことの効果や目的について解説してきましたが、何も歌を歌うのは人間だけの特権ではありません。

ここではテナガザルと鳥の歌声を例に解説していきます。

テナガザルの場合

テナガザルは歌を歌うことによって「オスとメスとの愛情表現」や「なわばりのアピール」をします。

到津の森公園にいるフクロテナガザルの歌声を聞いてみましょう。

動画のフクロテナガザルの場合、10~20分の歌が1日3~5回繰り返されるそうです。

この歌はメスとオスのやり取りがあり、毎回クライマックスのある規則性を持った構造になっているとか。

テナガザルは、歌によってコミュニケーションをとる能力に長けていることがわかります。

鳥の場合

鳥のさえずりは耳に心地よく、オウムやインコの声マネは愛嬌があって私たちを楽しませてくれます。

では、鳥たちはどのような感情で歌っているのでしょうか。鳥の脳内を測定したところ、鳥は歌うことに快感を覚えている可能性があるそうです。

歌を歌って気分を上げたりコミュニケーションをとったりするのは人間だけでなく、一部の動物たちも同じだったのですね。

まとめ

今回は「歌を歌うことの効果」に始まり「歌を歌うようになったきっかけ」や「歌う目的」について解説しました。歌を歌うと「気分が良くなる」他「脳の働きが良くなる」「健康になれる」などの効果があることがわかりました。
また、人間が歌うようになったきっかけは非常に実用的で、現在とは随分ずいぶん様子ようすが違っていたようです。

意外と奥深い「歌う」という行為。ともあれ、日常で歌を歌うのは楽しいもの。

カラオケでストレス解消するもよし、鼻歌混じりで気分良く歌うのもよし。毎日歌を歌って頭も心も元気になりましょう!

【参考サイト】
なかにしあかね2011「ヒトはなぜ歌うのか」

わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる「人は歌で進化した『人間はなぜ歌うのか?』」

人はなぜ歌うのか、歌を学ぶのか─赤ちゃんの音楽性を学際的に考える─

日経Gooday30+「カラオケで気分スッキリには、科学的根拠があった」

音を聴くこと,歌を歌うことによるリラクセーション作用─身体的および心理的変化─

カラオケとヒトカラによる心身への効果

到津の森公園:動物たちのおはなし公園だより「巷でウワサのテナガザル!「アァ~!!」のひみつ!」

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