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笑顔で過ごせる充実した暮らし~あなたの趣味や生きがいはなに?~

油井 康子(あぶらい やすこ)
ありがとうと思った人の数10

<メンバー>佐々木さん、大村さん、橋本さん、岡本さん、櫻井さん、幸子さん

当連載では、シニア世代の方にお集まりいただき、体のこと、生き方についてなど、4つの異なるテーマを設けて、お話を伺っていきます。年齢を重ねたからこそ話せる、日々の体験や生き方。「あるある」と共感できたり、「それ真似したい!」と思えるお話が満載です!

<前回までの記事はこちら>
いきいき座談会 その1:いつまでも、元気で健康に過ごすための習慣〜体の変化に備える日頃の心がけとは?〜
いきいき座談会 その2:みんなはどんな脳トレをやっているの?~生活に取り入れている脳トレ~
いきいき座談会 その3:「物忘れがひどい」「おでかけがおっくう」〜日常生活で困ったときの対処〜

今回のテーマ:笑顔で過ごせる充実した暮らし

いくつになっても、笑顔で楽しく過ごしていたいですね。夢中になれるような趣味や生きがいがあると、毎日の生活にも張りを持たせられそうです。今回は、皆さんの日々の楽しみや、生きがいについて語っていただきました。

庭のお手入れやジム通いなど、趣味を通じて楽しみを見つける

(司会)皆さん、本日は『あたまナビ』の座談会にお集まりいただきありがとうございます。今回は、皆さんの笑顔の源になっている趣味や生きがいについて伺いたいと思います。あまり大げさでなく、最近ハマっていることでもかまいません。楽しく率直にお話してくださいね。どうぞよろしくお願いします。

全員:よろしくお願いします!

(司会)皆さんは、日々の楽しみにしていることは、何かありますか?

櫻井:自宅の庭で、いろいろな花が咲くのを眺めるのが楽しみですね。派手さはなくても、楚々とした姿で咲く花が好きなんです。肥料をやってたくさん咲かせるのではなく、自然にまかせて、その年ごとの気象条件によって咲き方が違うのを楽しんでいます。ただし、あまりのめりこまないようにもしています。頑張りすぎると、かえって負担になるような気がして。いい加減なくらいが、ちょうどいいと思っています(笑)。

幸子:私も、鉢植えばかりですが花を育てています。最初は私がお米のとぎ汁をあげていたのですが、それを見て夫が真似をして、今は水やり担当が交代しました(笑)。最初は1本だったのに2本になり、3本になり、どんどん殖えていますね。母の日に子供がくれたお花を植え替えて、今も育てていたりします。花が咲くと嬉しくて、スマホで撮影していたら、今はアルバムがお花でいっぱいです。

(司会)素敵ですね!季節の移ろいを感じられそうです。

櫻井:庭の生け垣の手入れも私がするのですが、夫は「プロに頼んだら?」と言います。そのほうが早いし、仕上がりもいいですしね。でも、お金をかけて人に頼むより、素人なりに工夫してやっていれば、そのうち上達するんじゃないかと。自分で剪定すれば、運動にもなりますし、浮いたお金を他の楽しみのために使いたいですね。

(司会)なるほど、バランスよく、できる範囲で楽しまれているのですね。お金をかけず、自分の力で解決する姿勢も素晴らしいです!運動と言えば、岡本さんはジムに通われていましたよね。

岡本:そうですね、ジムやプールで開催されている、いろいろな教室に通うことが楽しみです。今は週に1回、オディッシーというインド舞踊の教室に参加しています

(司会)インド舞踊ですか!面白そう!

岡本:3ヶ月かかって数分の踊りをマスターするのですが、なかなか覚えられないですね。手足の動きに一つずつ意味やストーリーがあって、無駄な動きはないんです。手だけ、足だけの動きはできるのに、なぜか両方同時に踊り始めるとできない(笑)。来月から次の曲に取り掛かると先生が言われているので、「今月中にはマスターしなくては」と必死で取り組んでいます。

佐々木:面白そう!私もやってみたいです。発表会があれば観に行ってみたいですね。

岡本:残念ながら、まだそこまでのレベルに達していないです。先生は、本格的な公演をされるのですが。

佐々木:なるほど。頑張りすぎず、楽しむための教室なのですね。

岡本:先生も、「楽しくやっていただければ十分です」とおっしゃいますね。先生の人柄にも惹かれて、毎週楽しく通っています。私が通っているジムは、高齢の方が多いのですが、病気やケガで手術を経験した方もたくさんいらっしゃいます。最初は歩くだけでせいいっぱいだった方が、プールの教室でしっかり泳げるようになったりするのを見ると、「健常な身体を持つ自分が愚痴を言っている場合ではない」と思いますね。ちょっと対抗心に燃えることも(笑)。

(司会)わかる気がします(笑)。体を動かしたり、お花を愛でたり、皆さんそれぞれに楽しみを持っておられるようですね。健康づくりにも役立ちそうな趣味があるのは素晴らしいです。

「人の幸せと成長を願う」という生きがい

(司会)橋本さんは、今もお仕事を続けていらっしゃるとお聞きしましたが、やはり仕事が生きがいということになるでしょうか。

橋本:そうですね、結婚相談所の仲人をしていますが、人の幸せのお手伝いをするお仕事ですから、やりがいは大きいです。私が仲人をつとめ、ご成婚に至ったご夫婦から、LINEのメッセージやお電話をいただくことも。赤ちゃんが生まれたり、お宮参りをしたというご報告をいただきますね。ご家族のアルバムもたくさん届きます。

(司会)誰かの人生に関わる、素敵なお仕事ですね!ご家族との時間も大切にされているとか。

橋本:前回の座談会でも少し触れましたとおり、息子の奥さんが亡くなったので、孫2人の食事を作ったり、一緒に過ごしたりしています。私の時代にはない、イマドキの若者の考え方を聞けたり、成長を感じられるのが楽しみですね。先日のホワイトデーには、バレンタインデーのお返しにと、夜中までかかってクッキーを作っていましたよ。「高校生の男の子が、こんなことをするんだ」と驚きました。私も1袋もらいましたよ(笑)。

全員:優しいお孫さんですね!

橋本:最初はうまくいかなかったようで、床に盛大に散らばったクッキーの欠片を拾い集めていましたが(笑)。

(司会)(笑)お孫さんの成長を、間近で見守っておられるのですね。

橋本:はい、孫たちのためにも、自分も健康で長生きしなくてはいけないと思いますね。お仕事もそうなのですが、誰かの幸せを見守ることが好きなのかもしれません。

(司会)誰かの幸せになることが、自分の幸せに繋がるのですね。それは、とても大切な視点だと思います。生きがいと呼ぶのにふさわしいエピソードですね。

友人や地域の人との穏やかな交流も楽しみに

(司会)お友達同士で集まったり、地域での活動をされている方はいらっしゃいますか?

大村:私は、地域の合唱サークルに入っています。童謡や、わらべうたを皆んなで歌うのですが、歌い終わると気持ちがスッキリしますね。合唱のほかにも、なるべく歩くようにしたり、家のパソコンでゲームをしたり、小さなことをいろいろと楽しんでいます。

(司会)大きな声で歌うのは楽しそうですね!ストレス解消にもよさそうです。

佐々木:私は、OL時代の同僚5人で女子会をするのが楽しみですね。週1回、車を出してもらって、静かな山あいにある温泉に行きます。ホカホカと温まったあと、焼肉とビールで会を締めくくるのが恒例です。

大村:週1回とは、なかなか頻度が高いですね!毎回、5人全員が集まれるのですか?

佐々木:そうですね。たまたま、全員が一人暮らしということもあって、休む人はあまりいないです(笑)。OL時代の昔話に花を咲かせたりします。いつまでも健康で、仲良く集まりたいですね。

幸子:気のおけない仲間と、定期的に集まれるのは幸せですね。私は最近、友人からの誘いで、美術館に行くようになりました。友人が絵を描くので、展覧会があると招待してくれるんです。子どもたちと一緒に出かけて、「あの人が描いたのはどれかな」と話しながら鑑賞しています。以前は、あまり美術には興味がなかったのですが、新しい楽しみになりました

大村:日々の生活や、お仕事、人との繋がりなど、皆さんがそれぞれにいろいろな楽しみを見つけておられますね。聞いているだけでも楽しい気分になりました。「楽しんでする」「自分でやる」という姿勢があれば、何事も楽しんで、笑顔で過ごせると思います。

(司会)いくつになっても、仲良く、楽しく集まれる仲間がいるのは心強いですね。皆さんの生き生きとした表情に、司会の私も元気をもらいました!

まとめ

多種多様な楽しみや生きがいのお話、とても参考になりました!楽しみ方や楽しみの対象はさまざま。「生きがいを見つける」と気負うのではなく、小さなことから幸せを感じることが、日々を楽しく生きていく秘訣なのではないでしょうか。読者の皆さんの、笑顔の源を見つけるヒントになれば幸いです。

参加者の皆さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

次回の座談会もどうぞお楽しみに!

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フリーライター

油井 康子(あぶらい やすこ)

大阪生まれ、京都郊外在住。京都の大学を卒業後、会社員などを経て2012年頃よりフリーライターとして活動。自宅で常に数本の原稿を並行して執筆しているため、仕事部屋や頭の中の整理整頓術を日々模索しています。