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ミスが増えたのは「脳疲労」のせいかも!? 自分を責める前に生活の改善を

牟田 悠(むた はるか)
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仕事で失敗が増えた、集中できない・・・原因はなに?
最近、仕事でつまらないミスが増えたり、集中できなかったりすることはありませんか?とくに長期休み明けなどは、「はかどらなかったのにクタクタになった」という人も多いと思います。そんなときには「気の緩み」としてつい自分を責めてしまいがちですが、もしかすると原因は「脳疲労」にあるかもしれません。自責の念に駆られて落ち込む前に、まずは脳の状態を確かめてみましょう。正しい対処法を知れば、きっと仕事の効率もアップするはずです!

情報過多の現代社会。誰もが無縁でいられない「脳疲労」とは

近年、私たちの生活では体よりも頭を使うことのほうが多くなっています。仕事はデスクワーク、それ以外の時間でもスマホを手放せない…そんな人も多いのではないでしょうか?

私たちの脳のつくりは20万年前からほとんど変わっていないのに、パソコンやスマホが普及したことにより、受け取る情報の量は飛躍的に多くなりました。一説によると、現代人が1日に受け取る情報量は江戸時代の1年分。1980年代に比べても5倍になっているそうです。

外部から入ってくる情報は脳の「大脳新皮質」という部分で処理されているのですが、情報過多の状態が続くことは脳にとって大きなストレス。本来の力が発揮できなくなり、集中力や判断力、記憶力が低下して、仕事や生活に支障をきたすようになります。やる気が起きず、注意が散漫になってしまうことも。これが、「脳疲労」とよばれる症状です。

あなたの脳疲労をセルフチェック!

それでは、さっそく脳疲労度をチェックしてみましょう。当てはまる症状が多い方ほど要注意です!

1. 寝つきが悪く、夜中や早朝に目が覚めることがある
2. あまり動いていないのに疲れを感じる
3. 何事に対してもやる気が起きない
4. 好物であっても食欲がわかない
5. 気持ちが沈み、不安を感じる
6. 考えがまとまりにくい
7. イライラすることがある
8. 物忘れやミスが増えた
9. 物覚えが悪くなったと感じる
10. 集中力が持続しない

適度な休息と質のいい睡眠で、脳をしっかり休めよう

それでは、脳疲労を改善・予防するための方法をご紹介します。まずは日中の過ごし方から。

私たちの脳は、長距離走のようにずっと活動し続けることはできません。集中力を維持できるのは、90〜120分が限界といわれています。そのため、仕事中にも90分に1回は短い休憩をするようにしましょう。デスクから立ち上がってお茶を入れたり、簡単なストレッチをしたりするだけで、その後のはかどり方が変わってくるはずです。

また、脳を休めるためにもっとも重要なのは睡眠です。ただし、単に長く寝るだけでは脳の疲労は癒せません良質な睡眠をとることが大切です。

良質な睡眠については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
加齢とともに睡眠は変化する!年齢と眠りの不思議な関係
日中の過ごし方が夜の眠りを左右する!?質のよい睡眠につながる習慣とは
長く眠ればいいわけではない!?あなたに合った睡眠時間を知ろう
知っておきたい!毎朝すっきり目覚めるための「5つの心がけ」

そこでおすすめしたいのが、夜の散歩。デスクワークの疲れは、血流が悪くなることによるものがほとんどなのだそう。歩くことで血流がよくなり、眠りの質がよくなります肩こりや腰痛なども改善されるので、仕事帰りに少し遠回りしてみてもいいでしょう。


また、日没後に歩くというのもポイント。 暗ければ余分な視覚情報がシャットアウトされるため、脳を休めることができるのです。

なお、ウォーキングの脳への効果については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ウォーキングするだけでもOK!脳に良い運動をご紹介!

また、就寝の直前までパソコンやスマホを使うのはNG。その代わりに、読書をするようにしましょう。イギリス・サセックス大学の研究によると、読書によって大幅にストレスが軽減されるということが明らかになっているのだとか。1日たったの6分間でも効果が認められているそうなので、ぜひ試してみてください。

まとめ

たくさんの情報を処理する生活は、すぐには変えることができません。だからこそ、普段からきちんと脳を休めることが大切です。脳疲労はちょっとした生活の変化で改善されるもの。サインが現れたら、早めに対処して気持ちのいい毎日を送りましょう!

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フリーライター

牟田 悠(むた はるか)

立命館大学大学院文学部日本文学専修前期課程修了。フリーライターとして、関西圏を中心に活動中。
質のいい記事をよりスピーディーに書き上げられるよう、脳の働きや集中力に関する情報にアンテナを張っています。