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物忘れ対策には正しい知識とロスマリン酸を!

和田 憲児 (わだ けんじ)
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先日厚生省より「共生と予防」を柱にした認知症対策の大綱が発表されました。この大綱では、認知症を「誰もがなりうる」として、予防については「認知症にならない」ではなく「認知症になるのを遅らせる」「認知症になっても進行を緩やかにする」と定義しています。2025年までに約700万人が認知症になり、その数は65歳以上の5人に1人に上ると予測されています。

資料:「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」(平成26年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業)より

「誰もがなりうる」認知症と付き合うために、これからは認知症への正しい知識を得ることや、予防対策を知るということがとても大切になってきます。

今回は認知症の原因疾患の3分の2を占める『アルツハイマー型認知症』の原因であるアミロイドβについてと、改めて認知症予防に効果的なロスマリン酸が、なぜ認知症予防に欠かせない成分なのかをお伝えします。

認知症とは?

認知症は加齢による老化による物忘れとは違い、正常だった脳の働きが徐々に低下していく病気です。具体的には以前あたまナビ内では「この物忘れは認知症のはじまり?それとも単なる物忘れ?両者の違いとは」の記事でもご紹介しました。

  • 老化による物忘れ→「部分的に思い出せなくなる」(例)昨日の晩御飯のメニューが思い出せない。
  • 認知症による物忘れ→「体験全体の記憶がなくなる」(例)晩御飯を食べた記憶がない。

https://atamanavi.jp/844/より引用)

日本では『アルツハイマー型認知症』『レビー小体型認知症』『血管性認知症』が3大認知症と呼ばれており、中でも認知症のおおよそ3分の2が『アルツハイマー型認知症』であることがわかっています。『アルツハイマー型認知症』が発症する原因のひとつとして、『老人斑』というシミが脳内に増加するという理由が挙げられます。

人間の脳の中には日々活動する中で、『アミロイドβ』という脳にとって不要なものが蓄積します。アミロイドβの蓄積が続いていくとアルツハイマー型認知症の原因とされている老人斑の元となる『アミロイド線維』が形成され、沈着してしまいます。そしてアミロイド繊維が沈着していくと老人斑の増加する原因となるのです。

さらに脳で老人斑が増えていくと、脳の働きが低下、脳萎縮を進行させ「認知症」が引き起こされてしまうのです

多くの人は認知症が70歳前後で発症することが多いのですが、原因物質のアミロイドβは発症の50歳前後から脳内にたまり始めます。しかしアミロイドβが脳にあるからと言って、すぐに認知症が発症することはありません。認知症は誰もがなり得る可能性がありながらも、現時点では発症後の効果的な治療法がないため、日々の生活の心がけで発症を遅らせたり、予防することへの意識をすることが大切になってきます。

認知症予防策

認知症予防の具体策

認知症発症には日々の生活習慣と深く関わっているため、生活習慣病を予防するような生活をすることを心がけるとよいでしょう。

  • 適度な運動をすること
  • バランスのとれた食事を摂ること
  • 7~8時間の質の良い睡眠をとること

健康な生活を送るための当たり前のようなことではありますが、身体も脳も繋がっているため悪い習慣は断ち切ることが大切です。悪い習慣を続けていると血流が悪くなり、脳もダメージを負ってしまいます。認知症だけでなく高脂血症・高血圧・肥満などの生活習慣病も併発する恐れもあり、認知症発症リスクが高まるので身体にとって良い生活を送りましょう。

認知症予防に効果的な成分

認知症予防に期待できる成分として『ロスマリン酸』があげられます。ロスマリン酸を摂取することで、短期的な記憶力(短期記憶)が改善されることが示された研究結果もあります。

また、最近の研究ではロスマリン酸は、認知症の原因となるアミロイドβの産生を抑える効果が立証されています

それだけではなく、アルツハイマー病のモデル動物を用いた実験では、ロスマリン酸を摂取することで脳中のシミ(老人斑)が減ることが分かっています。ロスマリン酸を認知症発症前の早い段階から飲んでいると予防に繋がると考えられていますが、実際に形成されてしまったものに対しても分解・減少させる効果が期待できるのです。

また、ロスマリン酸は植物由来成分のため、摂取しても副作用が出にくいことも研究結果から明らかになっている。身体にも負担がかかりにくいロスマリン酸は日常的に摂取しやすいので、サプリメントなどで積極的に摂取することもおすすめします

認知症予防は身体にとってよい生活習慣を送ることと並行して、根本原因の抑制を心がけることも予防の鍵となることでしょう。

まとめ

認知症は確かに「誰もがなりうる」可能性のある病気です。だからこそ正しい知識をもって予防をしていきませんか?すぐに実践できることもたくさんあるので、この記事を参考に今日から認知症予防に意識的に取り組んでいきましょう!

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和田 憲児 (わだ けんじ)

広島出身、大阪在住、京都勤務。趣味の音楽から派生して、人の”無意識”に働きかける物事に興味。『あたまナビ』ナビゲーターとして、無意識に頭に入ってくるような「分かりやすい」「伝わりやすい」記事をつくります。