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最近よく耳にするHSPとは?その考え方の特徴(前編)

米田真奈美
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皆さんは「HSP」という言葉をご存じでしょうか?最近ではメディアでよく取り上げられることもあり、一度は聞いたことがあるという人が多いかもしれません。HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略語です。

「ひどく敏感な人」や「繊細さん」と呼ばれることもあります。

今回はそんなHSPについてわかりやすく解説したいと思います。

1.HSPの特徴

「繊細さん」や「敏感な人」と聞いても、曖昧でイメージしにくいかもしれません。

HSPは簡単に言うと「周りからの刺激で人一倍ストレスを受けやすい人」のことです。具体的には「他の人がさっとスルーできるような出来事にも反応してしまう」「周りの空気を読みすぎて疲れてしまう」というような特徴があります。
HSPの提唱者エレイン・アーロン博士の研究によると、HSPとそうでない人には脳の神経システムによる違いがあり、同じストレスを受けてもHSPの人は神経を高ぶらせる物質が多く分泌されているということが明らかになっています。
もちろん人によって繊細さには差がありますが、統計的には人口の5人に1人がHSPだと言われています。もしかしたらあなたが感じている生きづらさの原因は、人一倍繊細なだけかもしれません。

2.考え方の傾向


HSPの人は「感じる力が強い」という性質があるため、人間関係で悩むことが多いそうです。周りの雰囲気を気にしすぎたり、意図せず相手の感情を察してしまうという特徴をもちます。職場で上司がイライラしていると「もしかしたら自分のせいかも」と気になったり、長い時間友達と居ると「楽しいはずなのにすごく疲れてしまう…」ということがあるかもしれません。これはどちらも共感しやすく、感性が鋭いことが原因の1つだと考えられます。

3.五感で受ける刺激にも敏感

HSPの人は、感情的なものだけではなく、視覚・聴覚などの五感も敏感に感じてしまう傾向があります。
もちろんどこまで感じるかには、個人差があります。例えば、部屋の中が物で散らかっていると視覚からの情報量が多いため疲れてしまったり、他の人が気づかないような小さな機械の音が耳から離れず眠れなくなったり、服の材質や匂いがずっと気になってしまうという人もいます。

4.まとめ

HSPの特徴に、自分に当てはまるものはありましたか?

自分には当てはまらなくても身近に思い浮かぶ人が居るかもしれません。例え自分はHSPの特徴にあてはまらないとしても、HSPについて理解することで、気遣いを示すことができ、それが思いやりのある社会への第一歩となるのです。

後編ではHSPの人が、日常のなかで過ごしやすくなる方法をお伝えします。

 


▼参考記事

・「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

著:武田友紀

2018年7月25日発売

 

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