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第ニ弾 京都にもあった!あたまに関するパワースポット。東山区泉涌寺山内「今熊野観音寺」

河村 珠美(かわむら たまみ)
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先日、紅葉真っ盛りの京都市東山区にある泉涌寺山内の「今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)」に行ってきました。

改めまして『あたまナビ』ナビゲーターの河村です。

第一弾で大変好評でしたので、今回もあたまに関する「パワースポット」のご紹介をいたします!
第一弾はこちら↓↓
あたまに関するパワースポットは奥伊勢にあり!日本で唯一!の「頭之宮」と名付く『頭之宮四方神社』

京都・東山区にある今熊野観音寺は「頭の観音様」として有名です。
頭痛封じ・ぼけ封じのご利益を求めてたくさんの方が訪れます。

資料によりますと…

1200年程前の京都、弘法大師・空海は唐からの帰国後に東寺で修業をしていました。その時、東山に綺麗な光が見え、不思議に思った空海は、光の指すほうへ向かいました。すると、白髪の老翁が現れ、空海に一寸八分の十一面観世音菩薩と宝印を与え、その場を立ち去ろうとしました。空海はその老翁に何者かと尋ねると、「私は熊野権現(くまのごんげん)で、この地の守護神となるだろう」と告げ、姿を消しました。空海は熊野権現のお告げを受け、お堂を建立し、自ら一尺八寸の十一面観世音菩薩を彫り、その体内に熊野権現から授かった観世音を納め、ご本尊として安置したことが今熊野観音寺の始まりとされています。

■頭痛封じ・ぼけ封じのご利益

後白河法皇(1127~1192年)は、熊野権現の信仰が篤く、ここ京都・今熊野の地にも熊野権現を勧請され、ご本尊の十一面観世音菩薩を本地仏と定め、「新那智山」の山号を与えられました。後白河法皇は持病の頭痛が激しく、そこでご本尊の十一面観音様に頭痛平癒の祈願を行いました。ある夜、就寝中の後白河法皇の枕元に観音様が現れました。すると、たちまち後白河法皇の頭痛が治ったと伝えられています。観世音のご利益に喜んだ後白河法皇は、頭痛封じをはじめとする、ぼけ封じ・智慧授かり・学業成就など頭全般にご利益を授けてくださる「頭の観音様」として世に広められました。このお話は、『後白河法皇頭痛封じ霊験記』としてここ今熊野観音寺に残され、今日でも頭のご利益を授かりに多くの方がここに訪れます。
また、こちらには「枕宝布(枕カバー)」の授与品があります。普段使用している枕に付けたり、中に入れることで、頭のご利益を授かるといわれています。

まずは坂をくだり入口にある朱色の橋「鳥居橋」を渡って進んでいきます。

さらに歩いて行くと左手に手水舎があり、ここで手や口を清めてから、

  

右手に子どもの心身健康・学業成就・諸芸上達・交通安全にご利益がある「子護(こまもり)大師」像をお参りできます。

さらに奥に進むと、本堂と大師堂があり、その近くには「ぼけ封じ観音」像をお参りできます。

私も早速、お参りしてきました。

そして…
今熊野観音様の御守りを受け

お団子と抹茶をいただいて帰ってきました。

こちらの境内には四季折々の草木があり、季節の風景を楽しむことができるそうです。
頭痛でお困りの方や頭にまつわるご利益をいただきたい方は、今熊野観音寺を訪れてみてはいかがでしょうか。

アクセス

住所:〒605-0977 京都府京都市東山区泉涌寺山内町32番地
【お車の方】
名神高速・京都南インター~泉涌寺参道
国道一号線を北へ、京阪国道口(九条通、東寺の西南角)を右折、九条通を東に向い、やがて道は緩やかにカーブして北に向き、東山通に入ります。
右手に京都第一赤十字病院を見たら、点滅信号を過ぎて間もなく泉涌寺道の信号があります。
泉涌寺道交差点を右折して、泉涌寺参道を上ります。

名神高速・京都東インター~泉涌寺参道
国道一号線を西に向い、五条通に入ります。
東山トンネルを抜けるとそのまま左側車線を進んでください。
バイパス側道を下ると、間もなく東山五条の交差点があります。
そこを左折して東山通を南へ向い、今熊野交差点をさらに南へ進むと、泉涌寺道の信号があります。
泉涌寺道交差点を左折して、泉涌寺参道を上ります。

阪神高速8号京都線・鴨川西出口~泉涌寺参道
国道24号線(河原町通)を北に進み、九条河原町の交差点を右折、ほどなく道は緩やかにカーブして北に向き、東山通に入ります。
右手に京都第一赤十字病院を見たら、点滅信号を過ぎて間もなく泉涌寺道の信号があります。
泉涌寺道交差点を右折して、泉涌寺参道を上ります。

泉涌寺参道~今熊野観音寺
泉涌寺参道に入ったら、そのまま泉涌寺総門をくぐって進み、しばらく進むと道が三っつに分かれます。
左手に石灯籠が二基立っていますので、左折して灯籠の間を入ってください。
道はすこし下りとなり、やがて赤い橋鳥居橋を渡ります。
間もなく参拝者駐車場がありますので、そこに駐車してお参り下さい。

【バスの方】
市バス202、207、208号系統が利用できます。(いずれも循環バスです。
行き先に「泉涌寺」もしくは「東福寺」とあるバスにご乗車ください。
泉涌寺道下車、徒歩約10分。
※運行方向にご注意ください。

【電車の方】
JR電車でお越しの場合
京都駅から、タクシーで約5分
京都駅(烏丸口)から、市バス208号系統にて泉涌寺道下車、徒歩約10分
東福寺駅(奈良線)から徒歩15分

京阪電車でお越しの場合
七条駅から市バス208号系統にて泉涌寺道下車、徒歩約10分
祇園四条駅から市バス207号系統にて泉涌寺道下車、徒歩約10分
東福寺駅から徒歩約15分

阪急電車でお越しの場合
四条河原町駅から、市バス207号系統にて泉涌寺道下車、徒歩約約10分

近鉄電車でお越しの場合

京都駅から、タクシーで約5分
京都駅(烏丸口)から、市バス208号系統にて泉涌寺道下車、徒歩約10分
東寺駅から、市バス202、207、208号系統にて泉涌寺道下車、徒歩約10分

(参照:今熊野観音寺)

 

 

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河村 珠美(かわむら たまみ)

よく喋りよく笑う大阪のおばちゃん。お客さまのお悩みには”one to one”対応で向き合いお応えします。得意なアレンジ料理で「あたまに良いレシピ」をご紹介します。笑顔がとりえ。