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  • 実は栄養価が高くておいしい!これから旬の新顔果物

最近のスーパーやデパートでは、昔はなかったような海外原産の果物を見かけることも珍しくなくなりました。なかにはどの部分を食べるのかよくわからないものもあって、なかなか手が伸ばしにくいかもしれません。でも実は、栄養が豊富で健康にいいものも多いのです。前回は新顔の野菜をご紹介しましたが、今回は果物編!生のまま食べられる果物であれば、野菜よりも手軽に取り入れやすいはずです。

<前回の記事はこちら>
実は栄養価が高くておいしい!毎日の食卓に取り入れやすい新顔野菜

ビタミンCがレモンの17倍!?小さな果実・アセロラの大きなパワー

西インド諸島原産のフルーツ・アセロラ。日本では沖縄で栽培されています。直径は2cm前後でさくらんぼと同じくらい。「赤色の宝石」とも称される美しさです。

アセロラの最大の特徴は、ビタミンCを豊富に含んでいること。あらゆる果物のなかでも飛び抜けて多く、なんとレモンの17倍にもなるのだとか。風邪の予防や美肌効果に加え、前回の記事でもお伝えしたとおり、ストレスの緩和も期待できそうですね。また、ミネラルの一種である銅の含有量もトップクラス。銅は血液中の赤血球がつくられるのを助けるため、摂取すると貧血の予防につながります。加えて、体内でさまざまな酵素となり、活性酸素を除去したり神経伝達物質をつくり出したりする働きもあるのだそう。さらに、ビタミンの一種である葉酸も比較的多く含まれています。たんぱく質や神経伝達物質などを合成するときに必要な物質で、不足するとうつ病になるリスクが高くなるのだとか。心の健康のためにも、積極的に摂取したい栄養です。

アセロラはジュースに加工されたものがおなじみですが、最近は冷凍した果実も比較的入手しやすくなりました。日本では5〜8月に旬を迎えます。そのまま食べるほか、ジャムやゼリーなどにしてもおいしいので、見かけたらぜひ試してみてください。

華やかで上品な香りがクセになる!タネごと食べるパッションフルーツ

トケイソウの実であるパッションフルーツは、ブラジル原産。日本では奄美大島や沖縄で栽培されている南国フルーツです。ちなみにトケイソウの花「パッションフラワー」も、ヨーロッパでは古くから活用されていました。「自然の精神安定剤」と呼ばれるほど、優れた鎮静作用があるといわれています。

パッションフルーツの中身は黄色いゼリー状で、黒いタネがぎっしり。このタネごと食べることができます。初めて食べる場合、タネを飲み込むのは抵抗があるかもしれませんが、一粒ずつがぷるぷるの果肉でコーティングされているので喉ごしは抜群。口に入れると、甘酸っぱさとともに南国を思わせる甘くさわやかな香りが広がります。

栄養面については、ビタミン群が豊富。とくにビタミンCや、糖の代謝を促して血糖値の上昇を抑えるビタミンB2がたっぷりなのだそう。ほかにも、ビタミンB6や葉酸、ナイアシンといった、脳や神経系の働きを高めるといわれているビタミンB群が多く含まれています。また、ナトリウムの排出を促すカリウムも含まれているので、塩分の取りすぎや高血圧が気になる人はぜひ手にとってみてください

国産のパッションフルーツは、6〜8月が収穫時期。食べごろになると、皮の色が濃い褐色になってシワが寄ってきます。表面がつるんとしている場合は、しばらく追熟させましょう。半分に切ると果汁が溢れ出てしまう可能性があるので、ヘタの部分から1〜2cmのあたりを切り落とし、スプーンでタネごとすくうようにすると丸ごといただけます。

少ない農薬で栽培できる?自然派に人気のドラゴンフルーツ

ビビットなピンク色の皮に棘をまとったような見た目のドラゴンフルーツは、一度見たら忘れられないインパクトがあります。熱帯地域に育つサボテン科の果物で、「ピタヤ」という呼び名も一般的。原産地は中央アメリカや南アメリカ北部といわれており、日本では主に沖縄で栽培されています。

派手な見た目に対して、お味はあっさりした上品な甘さです。果肉は柔らかくサクサクしていて、ゴマのように小さなタネがプチプチと弾けます。もっとも多く流通しているのは皮がピンク色で果肉が白い「ホワイトピタヤ」と、果肉が赤い「レッドピタヤ」。レッドピタヤのほうは、色素に「ベタシアニン」というポリフェノールの一種が含まれており、抗酸化作用があります。また、果皮が黄色い「ゴールデンドラゴン」「イエローピタヤ」という品種もあるのだそう。

ドラゴンフルーツは農薬をほとんど使わずに栽培できることから、健康にいいスーパーフルーツとして注目が集まっています。栄養価も高く、とくにビタミンB群とカリウムが豊富。不溶性食物繊維の含有量も多いため、便通を促進し、腸内環境の改善が期待できます。

食べるときには、冷蔵庫で1時間ほど軽く冷やすのがおすすめ。縦に1/4にカットすると、両サイドから簡単に皮を剥くことができます。それから一口サイズにカットすると食べやすいですよ。クセがないので、スムージーやフルーツサラダにも向いています。

まとめ

今回ご紹介した新顔の果物は、どれもこれから旬を迎えるものばかり。店頭で見かける機会も増えるはずなので、出会ったらぜひトライしてみてくださいね。栄養はもちろん、鮮やかな見た目や南国の香りからもきっと元気をわけてもらえますよ。

さて、ここまで読んでいただいたみなさんはご紹介した果物の名前と写真を覚えているでしょうか?お買い物に行く前には、脳トレも兼ねてぜひ暗記に挑戦してみてください。

覚えられなかった方や記憶力に自信のない方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
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フリーライター

牟田 悠(むた はるか)

立命館大学大学院文学部日本文学専修前期課程修了。フリーライターとして、関西圏を中心に活動中。
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